魚の養殖排水はどこへ行く?

サンタンデールの実証システムでは、ボラの仲間を養殖した後の排水を、別の生物の生産に利用します。下の一覧は、その行き先が二つに分かれる仕組みを示しています。[1]

サンタンデールの実証システム:排水の利用先
  • 養殖するボラの仲間の排水 → 微細藻類の生産
  • 同じ魚の排水 → ゴカイ類の生産
  • 生産した微細藻類 → カキの養殖に利用

サンタンデールの仕組みを示したもの。環境面の効果を測定した結果ではない。

カキとはどうつながる?

カキの養殖に役立てるのは、魚の排水を利用して生産した微細藻類です。排水をそのままカキに与えるのではなく、小さな藻の仲間である微細藻類を間に挟みます。[1]

実証で何を確かめる?

この欧州プロジェクトは、ノルウェー、ベルギー、スペインの3拠点で実証を予定しています。スペインの公的研究機関CSICは2026年10月30日に報告しており、プロジェクト自体は同年9月末に始まりました。[1]

環境を調べるセンサーや生産を最適化するデジタルツールなどを、実際の条件下で試す計画です。持続可能性や効率の向上は目標で、環境面の効果を測定した結果は、この報告では示されていません。[1]